ストラテジー・アナリティクス:アップルは来年5Gスマートフォンメーカーの中で4位に

ストラテジー・アナリティクスの最新調査によると、2019年の世界のスマートフォン出荷台数は500万台と控えめな水準にとどまる見込みです。初期の5Gスマートフォンモデルは高価で、数量も限られるでしょう。同調査グループによると、今年の初期の5Gスマートフォン市場はサムスン、LG、ファーウェイがリードし、来年はアップルがそれに続く見込みです。

「今年、世界で出荷されるスマートフォンのうち、5G対応になるのは1%未満でしょう」と、ストラテジー・アナリティクスのディレクター、ケン・ハイアーズ氏は述べています。「デバイス価格の高騰、部品のボトルネック、そして稼働中の5Gネットワ​​ークの制限により、現時点では世界の5Gスマートフォン出荷台数はごくわずかです。」

ストラテジー・アナリティクスのシニアアナリスト、ヴィル・ペッテリ=ウコナホ氏は次のように付け加えています。「サムスンは、韓国と米国で先行発売を開始したことから、2019年前半には5Gスマートフォンの早期リーダーとなるでしょう。LG、Huawei、Xiaomi、Motorolaなどのメーカーが年内に追随し、2020年後半にはAppleのiPhoneが初の5Gモデルを発売すると予想しています。iPhoneは5Gスマートフォン競争においてサムスンより少なくとも1年遅れをとると見込まれており、Appleは大きく後れを取らないよう注意する必要があります。」