Appleエコシステム管理を専門とするJamfとメリービル大学は、Jamfが管理するAppleテクノロジーを活用し、メリービル大学が学生に高度な学習体験を提供することに成功したと発表しました。大学は、入学する全日制学生全員にiPad ProとApple Pencilを無償で提供しています。メリービル大学のマーク・ロンバーディ学長は、これは今日の競争の激しい現代社会に必要なことだと述べています。
「私たちは高等教育分野における先駆的な破壊者です」と彼はプレスリリースで述べた。「私たちは革命を先導し、学生のための高等教育モデルを根本から変革しています。私たちは、古くて時代遅れの高等教育の提供方法を、21世紀に活力と生命力をもたらすものに変えようとしています。」

メアリービルでは、3,600台のiPad、350台のMac、そして110台のiPhoneを管理するためにJamf Proを使用しています。「JamfとAppleの連携によって、このプロセスが本当に可能になりました」と、メアリービルの教育技術者であるテイラー・ベル氏は述べています。「Jamfを使って学習管理システム(LMS)から取得した情報をApple School Managerに統合し、クラスに生徒を配置することで、講師が生徒と様々な方法で繋がることができるようになっていなければ、私たちの1対1 iPadプログラムは今の姿にはなっていなかったでしょう。Jamf Proなしでこの仕事をすることは想像できません。」
同校は、Apple ClassroomとApple School Managerを活用することで、iPadの活用をさらに強化しています。高等教育機関ではあまり利用されていないこれらのツールは、例えば学期ごとに3,000以上の授業をApple School Managerに追加し、授業で使用しているデバイスにコンテンツをプッシュ配信するなど、同期学習の取り組みを成功に導いています。Apple School Managerの導入以降、Apple EDU割引も活用し、メアリービル校は以下の費用を削減しています。
- 1 学期あたり、申請費用だけで 50,000 ドル以上。
- デスクトップと比較すると、ハードウェアにかかるコストは年間最大 590,000 ドルになります。
メリービルの1対1 iPadプログラムは、生徒がそれぞれの学習スタイルに最適な方法でコンテンツ、情報、知識にアクセスすることを可能にします。ロンバルディ氏は、これによりより多くの生徒が自分に合った方法で学習し、それぞれの分野で成功を収める機会が得られると述べています。これが1対1プログラム導入の最大のメリットだと彼は言います。