アップル、スタンフォード大学医学センターの元幹部を採用

CNBCの報道によると、アップルはスタンフォード大学医学部のデジタルヘルスセンターのエグゼクティブディレクター、スンブル・デサイ博士を採用した。デサイ博士は同センターで遠隔医療プロジェクトを主導し、アップルウォッチの健康面での利用を促進するプロジェクトを監督してきた。

記事は「異動に詳しい関係者」の話を引用し、彼女はAppleの拡大するヘルスケアチームで上級職に就くものの、スタンフォード大学で引き続き患者の診察を行うと付け加えている。彼女がソフトウェアフレームワークなどのAppleの既存の取り組みを監督するのか、それとも未発表のプロジェクトを率いるのかは不明だ。しかし、Seeking Alphaによると、これは「Appleがヘルスケア分野への取り組みを真剣に考えていることを示している」という。

スタンフォード大学では、スタンフォード大学のバーチャルケアおよびデジタルサービスの製品戦略、設計、展開を担当しています。また、デサイ氏はスタンフォード病院の戦略・イノベーション・グループを率いており、同グループはスタンフォード病院およびクリニックのイノベーション活動における組織戦略と開発を担当しています。 

デサイ氏は、スタンフォード大学医学部全体のデジタルサービスの製品戦略、設計、展開を統括してきました。その中には、スタンフォード大学初のデジタル/バーチャルプライマリケアクリニックであるClickWell Care(CWC)も含まれます。CWCは、臨床ケアに加え、遠隔医療技術を活用した統合型バーチャルウェルネスコーチングを提供することで、エンドツーエンドの健康体験を提供しています。クリニックでは、接続されたデバイスとテクノロジーツールを活用し、患者と医療提供者をバーチャルに繋げています。