Appleの特許はSiriをメッセージアプリに統合することに関するものだ

Appleは、 「コミュニケーションセッションにおける仮想アシスタント」に関する特許(特許番号20160335532)を出願しました。これは、「パーソナルデジタルアシスタント」であるSiriをメッセージアプリに統合することを示唆しています。この発明によれば、1人または複数の参加ユーザーは、コミュニケーションセッション中に仮想アシスタント(もちろんSiri)を利用して、参加ユーザーのタスクを支援することができます。 

ユーザーはコミュニケーションアプリケーションを使用して、バーチャルアシスタント宛てのメッセージを入力できます。Siriは入力されたメッセージを分析し、そのメッセージがコミュニケーションセッションの他の参加者ではなく、バーチャルアシスタント宛てであることを判断します。その結果、メッセージはコミュニケーションセッションの他の参加者に送信されず、バーチャルアシスタントは特定されたタスクでユーザーを支援します。 

Appleによると、バーチャルアシスタントはユーザーの様々なタスクを支援できるとのことです。例えば、複数のユーザーが参加しているコミュニケーションセッションにおいて、金融取引の実行を支援するといったタスクが挙げられます。Siriは、各ユーザーが利用できる金融アプリケーションや利用している金融アプリケーションを特定し、金融取引を実行するための金融アプリケーションを推奨することができます。 

Appleはまた、「入力デバイス用の低ストロークキー機構」に関する特許(特許番号20160336127)も取得しました。これは、12インチMacBookと新型MacBook Proのキーボードに採用されています。