Appleのマップアプリの将来のバージョンでは、「前方と後方を覗き見る」機能が追加されるかもしれないことが、新しい特許出願(番号20180348005)から示唆されています。この発明により、マップアプリが提供するターンバイターン方式のナビゲーション表示中に、デバイス(モバイルデバイス、車両など)が物理的な経路を移動した経路を追跡しながら、前方または後方を覗き見ることが可能になる予定です。
デバイス (おそらく iPhone または Apple Watch) が物理的なルートに沿って移動すると、マップは、地図上の物理的なルートを表す仮想ルートに沿って移動するデバイスの表現を地図上に表示するナビゲーション プレゼンテーションを生成します。

マップはナビゲーション表示を提供する際に、仮想ルート上の前方または後方を確認するためのユーザー入力を受け付けます。ユーザー入力に基づいて、ナビゲーション表示を移動し、仮想ルート上のデバイスの現在位置よりも前方または後方にある場所を仮想ルート上で表示します。
この動きにより、デバイス表示がナビゲーション表示で見えなくなる可能性があります。また、仮想ルートには複数の曲がり角があり、ナビゲーション表示の「先読み」または「後読み」の動きによって、これらの曲がり角のうち1つ以上を通過することになります。一部の実施形態では、地図は2次元(2D)または3次元(3D)シーンとして表示されるように定義できます。
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。