Apple TV+の新シリーズ『Losing Alice』は1月22日に初公開される。全8話構成となる予定だ。
クリエイター、脚本家、監督を手掛けるシガル・アヴィンによるネオノワール・サイコスリラー。AppleはイスラエルのDori Media Productionsと提携し、HOTと共同で映画「Losing Alice」を制作しました。本作は先日、「We Are One: A Global Film Festival」の一環としてプレミア上映されました。全8話からなるシーズン1は全世界配信予定で、現在イスラエルではHOTで放送中です。

アップルはこのシリーズを次のように説明しています。「『Losing Alice(邦題:アリスの失踪)』は、フラッシュバックとフラッシュフォワードを駆使した、スリリングな映画的旅です。観客は主人公の意識と潜在意識の世界を、満足感あふれる複雑な物語の中で体験します。このシリーズは、子育てを終えて以来、自分の存在意義を感じていない48歳の女性映画監督、アリス(アイェレット・ゾラー演じる)を描いています。」
電車の中での短い出会いをきっかけに、アリスは24歳の脚本家でファム・ファタールのソフィー(リヒ・コルノウスキー演じる)に心を奪われ、最終的には権力、存在感、そして成功を手に入れるために、自らの道徳心を捨て去ってしまう。この女性ファウストを通して、本作は嫉妬、罪悪感、老いへの恐怖、そして女性同士、そして女性同士が抱える複雑な関係性といった問題を探求していく。しかし何よりも、「Losing Alice」は、いまだに稀有な女性監督へのラブレターと言えるだろう。