
ラスベガスで開催された2017 NABショーにおいて、Western Digital Corporationはクリエイティブプロフェッショナル向けのG-Technology製品ラインのアップグレードを発表しました。大きなニュースは、G-Technology製品ラインの速度とパフォーマンスを最適化するために、Thunderbolt 3とUSB-Cテクノロジーが製品ファミリーに追加されたことです。
Thunderbolt 3搭載のG-DRIVE
G-Drive for Thunderbolt 3は現在、10TBで699.95ドル(12TBは次四半期に799.95ドルで発売予定)で販売中です。小容量の場合は価格がさらに安くなります。このドライブは、デュアルThunderbolt 3ポートとUSB 3.1 Gen 1対応のUSB-Cポートを備えています。最大5台のデバイスをデイジーチェーン接続することで、1つの接続でHDビデオや4K映像を複数のドライブに転送できます。このドライブは、HGST Ultrastar 7200RPMエンタープライズクラスハードドライブ機構を採用しています。
G-RAIDとThunderbolt 3

Thunderbolt 3搭載のG-RAIDは、最大20TBの容量で6月に、そして次の四半期には最大24TBの容量で1999.95ドルで出荷予定です。G-RAIDは、デュアルハードドライブRAID 0、RAID 1、またはJBODとして構成でき、Thunderbolt 3、USB 3.1 Gen 2、HDMI 2.0出力を備えています。4K/60HDRディスプレイや編集ツールを接続して、デジタルライブラリへのアクセス、閲覧、編集、バックアップが可能です。

G-SPEED シャトル XL
8ベイの可搬型ソリューションであるThunderbolt 3搭載のG-SPEED Shuttle XLは、最大80TBの容量で6月に、最大96TBの容量で来四半期にそれぞれ10,199.95ドルで発売予定です。G-SPEED Shuttle XLは、ハードウェアRAID 0、1、5、6、10、50構成に対応しています。G-Technologyは、来四半期にevシリーズベイアダプタ搭載のG-SPEED Shuttle XLも72TBで7,799.95ドルで発売予定です。evシリーズベイアダプタを内蔵したこの構成は、すべてのevシリーズドライブとの相互運用性を実現し、ワークフローの選択肢と生産性を向上させます。