
AppleのARKitは、iOS 11に含まれるフレームワークで、開発者がiPhoneとiPad向けの拡張現実(AR)体験を開発できるようにします。ARアプリを開発した初期の開発者の1社が、今週のスポンサーであるIt's About Time Productsです。今回は、無料のAR Tape Measure 2.0アプリについてご紹介します。
対応するiPhoneまたはiPadとiOS 11があれば、AR Tape Measure 2.0を使えば、デバイスが高精度な巻き尺に早変わり。デバイスのカメラを床に向け、前後に動かすだけで表面を認識できます。準備ができたら、距離(巻き尺)、面積、角度、スマートフォンからの距離の4つの測定モードから選択できます。

AR Tape Measure 2.0の精度はどれくらいでしょうか?テストでは、床に巻尺を置いて測定しました。指示通り、床を「スキャン」してグリッドが表示されたら、アプリ画面中央のドットをタップして巻尺の端をマークしました。次に、ドットを巻尺の2フィートの目盛りに移動させ、もう一度タップしました。すると、なんと2フィート0.085インチと表示されました。私のタップ操作の誤差範囲内に収まっていました。

面積測定機能も同様に機能します。測定したいエリアの周囲をタップでマークするだけで、面積が表示されます。ちなみに、AR Tape Measureはヤードポンド法とメートル法の単位を簡単に切り替えることができます。
2つの壁が本当に90°の角度で接しているかどうかを確認したいですか?壁の下部に2本の線(3つの点)を描くと、AR Tape Measureが角度を教えてくれます。
どのモードでも、静止画または動画カメラをタップするだけで簡単に計測できます。床材の面積を何平方フィート(約2.5平方メートル)測る場合でも、地面にいるガラガラヘビとの距離を測る場合でも、AR Tape Measure 2.0を使えば、巻尺がなくても簡単に計測できます。
今週の Apple World Today のスポンサーを務めていただいた It's About Time Products に感謝します。