Strategy Analytics:Appleは2018年第1四半期に60万台のHomePodを出荷

Strategy Analyticsの最新の四半期調査によると、2018年第1四半期(Q1)における世界のスマートスピーカー出荷台数は920万台に達した。同調査グループによると、Appleは約60万台のHomePodを出荷し、市場シェアの6%を獲得したという。

これは市場リーダーであるAmazonを大きく下回る数字だ。Amazonは今四半期にスマートスピーカーを400万台出荷したと推定されているが、世界市場シェアは前年同期比でほぼ半減している。Strategy Analyticsによると、GoogleとAlibabaはそれぞれ240万台と70万台の全世界販売で、2位と3位の座を固めた。

「AmazonとGoogleは、2018年第1四半期の世界スマートスピーカー出荷台数で70%という圧倒的なシェアを占めましたが、両社の合計シェアは2017年第4四半期の84%、前年同期の94%からは低下しています」と、Strategy Analyticsのディレクター、デビッド・ワトキンス氏は述べています。「これは、AmazonとGoogleが現在参入していない中国のスマートスピーカー市場が力強く成長していることが一因です。中国ではAlibabaとXiaomiが市場をリードしており、国内市場だけでも世界トップ5入りを果たすのに十分な力を持っていることが証明されています。」

なお、HomePodは2月9日に発売されたため、第1四半期を通しては入手できなかった。また、その平均販売価格(349ドル)は競合製品よりもかなり高い。


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