アップル株は月曜日に6.9%上昇

アップルの株価は月曜日に6.9%急騰した。ウォール街全体の反発と、アナリストによる投資判断の引き上げが追い風となった。アナリストは、新型コロナウイルスへの懸念を背景に先週の株価暴落を受け、アップル株は売られ過ぎ状態にあると指摘した。ロイター通信によると、月曜日の株価上昇により、アップルの株価は2018年12月以来最大の1日上昇となる見込みだ。

オッペンハイマーは、アップルの投資判断を「パフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げ、このテクノロジー大手は競合他社よりも世界的な健康危機の影響を吸収する準備が整っていると述べた。アップルの株価は、2月12日の過去最高値から金曜日までに16%以上下落した。

オッペンハイマーのアナリスト、アンドリュー・ウアークウィッツ氏は顧客向けメモで「世界中の企業が変化するサプライチェーンや顧客需要の不確実性を乗り越える中で、アップルは他社よりも回復力があることが証明されるだろう」と述べた。