Billboard誌は、Hot 97(WQHT)のニューヨーク朝のパーソナリティであり、Apple MusicのBeats 1のアンカーホストでもあるエブロ・ダーデンが、Apple MusicのヒップホップとR&Bのグローバル編集責任者に任命されたと報じています。記事によると、ダーデンはこの新たな役職で、ヒップホップとR&Bの編集者チームを率い、米国および世界各国のアーティスト、アルバム、楽曲リリースに関する編集戦略を策定する予定です。

ダーデンはアメリカのメディア幹部であり、ラジオプレゼンターでもあります。2014年まで、エミス・コミュニケーションズのニューヨーク・コンテンポラリー・アーバン・ラジオ局WQHT Hot 97の番組編成担当副社長を務め、現在はピーター・ローゼンバーグとローラ・スタイルズと共にHot 97 Morning Showの共同司会を務めています。Hot 97での現在のオンエアに加え、ダーデンはApple MusicのインターネットラジオサービスであるBeats 1の3人のアンカーDJの1人でもあります。
ダーデン氏の就任以前、カール・チェリー氏はApple Musicでアーティストキュレーションの責任者を務め、特にヒップホップとR&Bに注力していました。その後、昨年4月にSpotifyに移籍しました。Appleの音楽ストリーミングサービスでは、人気プレイリスト(A-List: Hip-HopとA-List: R&B)を制作し、チャンス・ザ・ラッパーのApple限定リリース2作品(グラミー賞受賞アルバム「Coloring Book」を含む)の獲得にも尽力しました。チェリー氏は2014年、Beats By Dre/Beats Musicの買収に伴いAppleに入社しました。