CEOティム・クックがAppleが独占企業ではない理由を説明

Appleのティム・クックCEOをはじめとするテック企業のCEOは本日、下院司法委員会と反トラスト小委員会に出席する予定です。Appleはティム・クックCEOが用意した冒頭陳述書全文を提出しており、こちらからお読みいただけますが、その主な内容は以下のとおりです。

°「Appleは、私たちが事業を展開しているどの市場においても、圧倒的な市場シェアを占めていません。これはiPhoneに限ったことではなく、あらゆる製品カテゴリーに当てはまります。」

°「私たちは2008年にiPhoneの機能としてApp Storeを立ち上げました。500本強のアプリでスタートしたApp Storeは、あらゆるユーザーのデバイスの機能とカスタマイズ性を飛躍的に拡張するという野心的な試みでした。ユーザーがアプリを見つけるための安全で信頼できる場所、そして開発者が安全かつサポート体制が整った方法でアプリを開発、テストし、世界中のiPhoneユーザーに配信できる手段を作りたかったのです。」
°「App Storeのアプリの大部分では、開発者は収益の100%を獲得できます。手数料の対象となるのは、開発者がAppleデバイスで顧客を獲得し、その機能やサービスがAppleデバイス上で体験され、利用されるアプリのみです。」

°「Appleの手数料は、競合他社の大半が請求する手数料と同等かそれ以下です。また、Apple Storeの開設前、ソフトウェア開発者が作品の配布に支払っていた50~70%よりもはるかに低い水準です。」