Appleは、充電式バッテリーと第1および第2の充電システムを備えた誘導充電システムを備えたAirPodケースの特許（特許番号9,826,301）を取得しました。この特許は、2018年に発売予定のAppleのワイヤレス充電マット「AirPower」に関係しています。
AirPodsケースのアップデート版にはワイヤレス充電機能が搭載される予定です。Appleは2017年末までにケースを69ドルで別売りする予定だと噂されています。
Appleの特許によれば、第一充電システムはスマートフォンを充電するように構成されています。第二充電システムは、ケースの外側の充電面に隣接して配置されたiPhoneをワイヤレス充電するように構成されています。
Appleは特許出願の中で、ワイヤレスポータブルリスニングデバイスは有線デバイスに比べて多くの利点がある一方で、潜在的な欠点もいくつかあると指摘しています。例えば、ワイヤレスポータブルリスニングデバイスは通常、無線通信回路やデバイスの他のコンポーネントに電力を供給するために、充電式バッテリーなどの1つ以上のバッテリーを必要とします。使い捨てバッテリーは充電が切れると交換する必要がありますが、充電式バッテリーは定期的に充電する必要があります。
また、ポータブルワイヤレスリスニングデバイスがワイヤレスイヤホンの場合、イヤホン自体が比較的小型で、使用していない時に紛失しやすいという問題があります。さらに、比較的小型のイヤホンでは、イヤホン内部のスペースが限られているため、ハイエンドの音響性能を実現することはメーカーにとって大きな課題となります。
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。
