アップルのアナリスト、ミンチー・クオ氏は顧客向けのメモの中で、アップルが来週開催される「By Innovation Only」イベントで、Tileなどの製品と競合する可能性のある「Apple Tag」と呼ばれる独自の追跡デバイスを発表するだろうと述べている。
Tile（写真）は、小型のBluetoothトラッカーとアプリが一体になった製品です。Tileをご購入後、iOSデバイスにアプリをダウンロードし、Tileとデバイスをペアリングしてください。デバイスがペアリングされたら、アプリを使ってアイテムを探しましょう。鳴る音を聞くだけで、すぐに見つけることができます。
クオ氏の予測によると、Appleの円形タグをiPhone、iPad、Apple TVのリモコン、鍵、財布などに取り付けることで、紛失したアイテムの追跡に役立つ可能性があるとのことだ。このタグは、AppleのOSアップデートでリリースされる新しい「探す」アプリと連携する見込みだ。
クオ氏は、2019年のiPhone全3モデルに超広帯域無線（UWB）が搭載され、既存のアプリに統合されると予測しています。これにより、Appleマップの屋内ナビゲーション機能が強化される可能性があるとクオ氏は考えています。
UWBは、低消費電力で高帯域幅の接続を実現する無線ネットワークで使用される通信方式です。短距離で大量のデータを、過剰な電力消費なく送信できるように設計されています。
クオ氏は来年のことも予測し、2020年のiPhoneには5G、新しい外観デザイン、そしてさらに優れたカメラ機能が搭載されると予測している。
「By Innovation Only」イベントは、9月10日（火）午前10時（太平洋標準時）に開催されます。新型iPhoneやトラッキングデバイスに加え、新型Apple Watch、そしておそらく新型iPad Proも発表される予定です。
