Lynx Technology、Mac対応スマートホームソリューションを発表

今週ラスベガスで開催されたコンシューマーエレクトロニクスショー (CES) で、Lynx Technology は、Mac、Windows、Linux バージョンで提供されるスマートホーム接続ソリューションである SmartLynx 1.0 により、スマートホーム市場への参入を発表しました。

SmartLynx 1.0 により、デバイスメーカーの顧客は自社製品の機能を調整・制御し、スマートホームデバイスやサービスとの相互運用が可能になります。SmartLynx 1.0 は IFTTT サービスと統合されているため、エンドユーザーは他のスマートホームデバイスやサービスに接続する IFTTT アプレット(「if-then」ルール)を作成できます。IFTTT は無料のウェブベースサービスで、「アプレット」と呼ばれるシンプルな条件文のチェーンを作成でき、他のウェブサービスの変更に基づいて実行されます。

これらのアプレットは、SmartLynxを起動して、写真や楽曲をホームネットワーク上のスマートテレビ、スピーカー、DLNA対応メディアレンダラーに直接、またはApple TV、Fire TV、Chromecast経由で送信できます。また、Twonky Serverとの統合により、写真のスライドショーや音楽のプレイリストを同じデバイスに送信したり、SmartLynxエンジンがインストールされているデバイスに任意のファイルを保存したりすることも可能です。

Open Connectivity Foundation(OCF)のメンバーであるLynxは、SmartLynxの将来的なリリースを計画しており、消費者は家庭内の様々なスマートホームプロトコル(Zigbee、Z-Wave、Thread、DLNAなど)を通じて、他のスマートホームデバイス(サーモスタット、照明、鍵、カメラなど)を検出できるようになると、会長兼CEOのジョン・ドライバー氏は述べています。SmartLynxは、消費者が自宅にいるか外出しているかに関わらず、これらのスマートデバイスとの信頼性の高い相互運用性を確保し、ゲートウェイ、ルーター、NAS、またはSTBをスマートホームの中心的なハブとして機能させるとドライバー氏は付け加えています。