LGエレクトロニクスUSAは、AI ThinQを搭載した2019年モデルのLG OLEDテレビ第1弾として、65インチのE9(写真)とC9を4月に全国のLG正規販売店で発売すると発表しました。価格はそれぞれ4,299ドルと6,999ドルです。
5月と6月には、LG OLEDテレビのその他のモデルと画面サイズが発表される予定です。2019年のLG OLEDテレビラインナップは、55インチから77インチクラスの画面サイズを揃え、W9シリーズ(モデル77/65W9)、E9シリーズ(モデル65/55E9)、C9シリーズ(モデル77/65/55C9)で構成されています。価格は2,499ドルから12,999ドルです。

今年後半に予定されているファームウェアアップデートにより、すべての製品がApple AirPlay 2とApple HomeKitに対応し、ビデオおよびオーディオコンテンツのストリーミングとAppleスマートホーム製品への接続が可能になります。AirPlay 2を使用すると、AirPlay対応アプリからAirPlay対応スピーカー/デバイスに音声を瞬時に送信できます。HomeKitは、iOSとSiriを介して対応するホームオートメーションデバイスを制御できるフレームワークです。
CES 2019でプレビューされたLGの新しいOLEDテレビは、同社の高度なAlpha (α)9 Gen 2インテリジェントプロセッサにより、画質と音質が向上しています。このプロセッサは、膨大な視覚情報データベースと人工知能(AI)およびディープラーニング技術を活用しています。アレッシ氏はさらに、このプロセッサはソースの品質を認識し、最適なアルゴリズムを適用することで画像を最適化し、驚くほどリアルな画像を表示できると付け加えています。また、プロセッサは室内の照明条件も分析し、最適な画面輝度を実現します。
LGのフラッグシップテレビは、HDR体験を実現するドルビービジョンと、立体音響を実現するドルビーアトモスを搭載しています。α9 Gen 2は、オーディオにAI(人工知能)を搭載。この機能により、2チャンネルの音源を仮想5.1チャンネルにアップミックスし、より拡張された音場を実現します。
新しいテレビは HDMI 2.1 もサポートしており、4K 高フレーム レート コンテンツ (4K HFR)、自動低遅延モード (ALLM)、可変リフレッシュ レート (VRR)、拡張オーディオ リターン チャネル (eARC) などの高度な機能を多数提供します。