アップルとクアルコム、継続中の法廷闘争で最終弁論

アップルと世界最大のベースバンドプロセッサ供給業者クアルコムは火曜日、国際貿易委員会(ITC)の訴訟における議論を終結させた。

クアルコムは、Appleの「侵害輸入品」を調査し、iPhoneをはじめとするクアルコムの技術を搭載したデバイスの輸入を禁止するよう欧州委員会に要請した。また、既に輸入されているiPhoneやiPadなどの侵害製品の販売を禁止する停止命令も求めている。 

2017年1月、AppleはQualcommに対し、同社の技術に関して不当な条件を要求したとして訴訟を起こした。しかし、Qualcommはこれらの主張を否定し、Appleの主要技術に対する公正なライセンス供与がなければiPhone事業は成り立たなかったと主張している。

クアルコムは、代替ライセンスを提供するために特別な努力をした(アップルはこれを拒否した)と主張しており、アップルがクアルコムを訴えたのはiPhoneの製造コストを削減することが目的だと主張している。   


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