AppleがiPhoneの「トランシーバー」機能を廃止すると報道

Appleは、iPhoneに搭載予定だった「トランシーバー」機能を、少なくとも今のところは中止した。スキー場や僻地でのハイキングなど、携帯電話の電波が届かない場所でiPhoneユーザーが近くの仲間と連絡を取ることを可能にするワイヤレス技術プロジェクトだったと、The Informationが匿名の「プロジェクトに詳しい関係者」2人の言葉を引用して報じている。

取り組みを中止した理由は明らかにされていないが、今年初めにプロジェクトの推進者がアップル社を去ったことが要因の一つだと記事は付け加えている。

この機能は、互換性のあるApple Watchを持っている人と1対1の会話を可能にするwatchOS 5のトランシーバー機能に似たものになる予定だ。

スマートウォッチでアプリを開くと、Apple Watchを所有し、FaceTimeやiMessageで頻繁にやり取りする連絡先のリストが表示されます。リストの一番下までスクロールして「+」記号を選択すると、連絡先カードを追加できます。追加した連絡先には招待状が送信され、その連絡先は「トランシーバー」の友達リクエストを承認(またはメモ)できます。