アップルの完全子会社クラリスのCEO、ブラッド・フライターグ氏はCNBCに対し、ビジネス界がCOVID-19パンデミックへの対応を続ける中で、同社のファイルメーカーなどのローコードアプリケーション開発ソフトウェアの人気が高まるだろうと語った。

「新型コロナウイルス感染症の状況において、ローコードには大きな可能性が秘められています」と、昨年クラリスのCEOに就任し、長らくファイルメーカーとして知られていた製品をクラリスの名の下にリブランドしたブラッド・フライターグ氏は述べた。「ソフトウェアは世界の癒しに貢献しており、非営利団体、政府機関、医療機関、教育機関におけるローコード分野の認知度は高まっています。ローコード分野は、即座に、そして大きな影響を与える可能性があります。」
例えば、クラリスは医療提供者と連携して、最短 1 日でアプリを開発したことがあるという。その中には、新型コロナウイルス感染症患者に対するリアルタイムの医療判断に不可欠なヨーロッパの病院向けのアプリも含まれている。
Clarisは1986年にAppleの子会社として設立されました。1998年には、主力製品に注力するため、FileMaker, Inc.に社名を変更しました。FileMaker, Inc.はその後、5万社以上の顧客と100万人以上のエンドユーザーを擁するまでに成長しました。