TBWA/Media Arts LabsによるApple AirPodsの広告「Bounce」が、アートディレクターズクラブ主催のADCアワードで最高賞(ゴールドキューブ賞)を受賞しました。ADCアワードは、世界で最も長く継続して開催されている業界賞です。

今年で99回目を迎えるこの賞は、「職人技と革新性を重視し、広告、デザイン、イラスト、写真、パッケージ、動画、デジタルメディアの最高の作品を表彰する」ものです。
オスカー・ハドソン監督による白黒映像の「Bounce」キャンペーン。ある男性が通勤時にAirPodsを耳に装着するシーンから始まります。彼は道を歩きながら、捨てられたマットレスの上でジャンプします。街に繰り出すと、街全体がまるで個人用トランポリンのように、音楽に合わせて自由に軽やかに飛び跳ねます。重力を無視した動きは、ポストプロダクションでCGIではなく、実写効果を用いてほぼすべて再現されています。
AppleはADC年間賞もいくつか受賞しました。Apple Storeで販売されたAirPods Proの広告はシルバーキューブ賞、テレビドラマ「ザ・モーニングショー」のオープニングテーマはブロンズキューブ賞、そして「Snowbrawl」のビデオはブロンズキューブ賞を受賞しました。