Apple:コンシューマーレポートのMB Proのバッテリー結果は、Safariの隠れた設定によるものだった

先月お伝えしたように、コンシューマー・レポート誌は初めて、AppleのMacBook Proシリーズの新モデルを推奨しませんでした。ディスプレイの品質とパフォーマンスの測定では非常に優れた結果が出ましたが、バッテリー駆動時間に関しては、テストごとにモデルごとに「大きなばらつき」がありました。しかし、Appleは、コンシューマー・レポート誌がSafariブラウザの隠し設定を有効にしていたため、バッテリーテストは不正確だったと述べています。

iMoreが指摘した Apple の声明全文は次のとおりです。「休暇期間中に Consumer Reports と協力し、同社のバッテリーテスト結果を理解する機会を得られたことを感謝いたします。Mac ノートブックのバッテリー駆動時間をテストする際、Consumer Reports は Web サイト開発用にブラウザのキャッシュをオフにする Safari の隠し設定を使用していることがわかりました。これはお客様が使用する設定ではなく、実際の使用状況を反映していません。また、この開発者向け設定の使用により、アイコンを再読み込みするわかりにくい断続的なバグが発生し、ラボで一貫性のない結果が得られました。Consumer Reports に通常のユーザー設定で同じテストを実行するよう依頼したところ、MacBook Pro システムでは一貫して期待どおりのバッテリー駆動時間を実現しているとの報告がありました。このテストで発見されたバグも修正しました。これは当社がこれまでに製造した中で最高のプロ向けノートブックです。当社は Consumer Reports を尊敬しており、同社が MacBook Pro に関する調査結果を再検討してくれたことを嬉しく思います。」

Appleは、今週開発者とパブリックテスター向けに配信された最新のmacOS Sierraベータ版でSafariのバグを修正したとされています。また、コンシューマー・レポートもこのテストに関する独自の声明を発表しました。