JamfとCareServantが提携し、エマ小児病院のサイドエクスペリエンスを近代化

Appleデバイス管理ソリューションを専門とするJamfは、オランダのアムステルダム大学医療センター傘下のエマ小児病院において、 Jamf認定マネージドサービスプロバイダー(MSP)であるCareServantと提携し、患者へのベッドサイドエクスペリエンスを近代化すると発表しました。エマ小児病院は153年以上にわたり、病気の子供たちを支援してきました。

「エマ小児病院では、様々なタイプの患者、様々なタイプの子どもたち、そして彼らにとって何が重要かについて、多くの調査を行ってきました」と、エマ小児病院のビジネスディレクターであるマラインチェ・ウェッツェルズ理学修士は述べています。「低年齢の子どもたちは、情報に対するニーズも、情報の捉え方にも違いがあることがわかりました。そこで、環境をパーソナライズし、プラグアンドプレイ式のソリューションを導入することに決めました。」

エマ・チルドレンズ病院では、病院全体の体験を向上させ、近代化するための取り組みがティーンエイジャー病棟から始まりました。そこでは、患者一人ひとりにiPadが配布され、年齢層や病状に合わせて厳選されたコンテンツがあらかじめ用意されています。病院のブランディングを反映したホーム画面から、患者は様々なエンターテイメント、情報、コミュニケーションアプリにアクセスでき、入院中の快適な生活をサポートします。

ウェッツェルズ氏によると、CareServantのフロントエンドアプリケーションは、入院中の患者にネイティブのAppleエクスペリエンスを提供しますが、バックエンドはJamf Proと統合されており、スタッフの介入を最小限に抑えながら完全なセキュリティとプライバシーを確​​保しています。例えば、患者が退院すると、すべてのアプリとデータがデバイスから安全に削除されます。次に入院する患者には、スタッフがiPadに触れることなく、新しい起動画面が表示されます。

「私たちはシステムを完全に統合しました。どのiPadをどのユーザー向けに、どのアプリで設定する必要があるかを、私たちのシステムがJamf Proに直接伝えます。その後、システムはシームレスに自動的に連携します」と、CareServantのテクニカルディレクター、Jurjen Eisink氏は述べています。

エマ小児病院では、この導入により 10 代の患者病棟で大きな成果が得られたことから、2019 年にこのプログラムを病院の他のエリアに拡大する予定です。詳細については、ケース スタディをご覧ください。