タイル社、アップルを反競争的行為で告発

Bluetoothトラッカーとアプリのコンボ(写真)を製造するTile社は本日、下院司法委員会の反トラスト小委員会の最新の公聴会でApple社に対して証言する予定だ。

「タイル社は熟慮を重ね、通常のチャネルを通じて何カ月にもわたりアップル社に懸念を伝えてきた結果、アップル社の反競争的慣行に対する懸念を引き続き表明することを決定した」とタイル社の法務顧問キルステン・ダルー氏はロイター通信に語った。

Tileの関係者は、Appleが自社製品の競合製品「AirTag」を計画しているという噂に不満を抱いている。アナリストのミンチー・クオ氏の予測によると、Appleのこの円形タグはiPhone、iPad、Apple TVのリモコン、鍵、財布などに取り付けることができ、紛失した物を追跡するのに役立つという。このタグはAppleの「探す」アプリと連携すると言われている。

タイル社は、金曜日にコロラド州で行われる下院司法委員会の反トラスト小委員会の最新の公聴会で証言する4社のうちの1社であり、これらの企業がオンライン市場での大きな影響力をどのように利用してライバルに打撃を与えているかを議会に調査するよう求めている。