Appleは「テーブルデバイス用マグネットスタンド」に関する特許(特許番号10,251,287)を取得しました。この特許は、車内など様々な場所で使用できるiPad Pro用スタンドに関するものです。
マグネットスタンドは、タブレット端末の一部をしっかりと固定し、強力な磁場の影響を受けやすい近くのデバイスに悪影響を与えないよう磁場を遮蔽するように設計されています。Appleによると、マグネットスタンドのシールド部分により、同様の構成のシールドなし製品と比較して、磁場強度が大幅に向上します。

特許出願において、このテクノロジー大手は、タブレット端末がますます幅広い用途で利用されていることを指摘しています。これらの用途の多くでは、端末を便利に設置する方法が求められています。
Appleによると、多くのメーカーがこのようなデバイスの開発に取り組んできたとのことですが、ほとんどのタブレットにはマウント機構が組み込まれていないため、マウントデバイスは扱いにくく、簡単に取り外せない場合が多いようです。Appleは、「タブレットデバイスをスタンドにしっかりと固定し、簡単に取り外し・交換できる方法」が必要だと述べています。
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。