ロイター通信によると、元アップル社のエンジニアが設立したスタートアップ企業が、エンジニアが製造上の問題を遠隔でトラブルシューティングするのに役立つシステムを開発したという。これはもちろん、現在のCOVID-19パンデミックのような状況では、救世主となる可能性がある。
カリフォルニアに拠点を置くInstrumental Inc.は、アナ＝カトリーナ・シェドレツキー氏とサム・ワイス氏が共同設立した企業で、製造ラインにカメラを設置し、AIソフトウェアを用いて画像を分析するシステムを開発しました。エンジニアは問題を発見するために、飛行機に搭乗することなく、ソフトウェアにログインするだけで済みます。
Instrumental Inc. は、 LinkedIn の概要で自社を次のように説明しています。「製造業は世界の GDP の半分を占めています。支出額の 20% は、スクラップ、やり直し、製品の返品、間違い、実験、十分に活用されていない人材などに無駄になっています。その理由は単純に、製造業の問題を解決するのが難しすぎるからです。」
Instrumentalは、エンジニアリングチームとオペレーションチームが迅速に導入できるよう設計された製造最適化システムです。歩留まり、稼働時間、スループット、効率性、市場投入までの時間、そしてエンドユーザーの満足度を目に見える形で向上させます。当社のテクノロジーは、製品データをデジタル化・集約し、スマートなアルゴリズムを用いて処理します。エンジニアとオペレーションチームに、製品とプロセスの最適化に役立つ実用的な情報を提供します。
当社のお客様は、電子機器、自動車、医療機器業界など、品質が重視される個別製品のブランドやメーカーです。製品成熟の迅速化、スムーズな立ち上げ、歩留まりの向上、廃棄物の削減といったお客様事例については、当社のウェブサイトをご覧ください。
