カリフォルニア州の連邦判事は月曜日、App Storeの独占禁止法訴訟における差止命令審問でAppleとEpic Gamesの両社に対して懐疑的な見解を示し、両社に1日以内にこの紛争を裁判官か陪審員のどちらが決定すべきか判断するよう求め、2021年7月に陪審裁判を行うべきだとの自身の希望を表明したとLaw360が報じている(記事全文を読むには購読が必要)。

この法廷闘争は8月13日に、 Epic GamesがiPhoneおよびiPad向けFortniteアプリに新たな直接決済オプションを導入したと発表したことに端を発する。このオプションにより、プレイヤーはAppleのアプリ内課金システムを通じて1000V-Bucksを9.99ドルではなく7.99ドルで購入できるようになった。その後まもなく、Appleは当該プレイヤーをApp Storeから削除した。Epic Gamesは直ちに、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所にAppleを相手取り訴訟を起こした。