Appleが「Apple Car」を開発する計画は今のところないと思いますが、開発中の技術を他の企業と連携し、それぞれの自動車を「Apple化」していくでしょう。とはいえ、本格的な自動運転車の開発は、このテクノロジー界の巨人にとって非常に魅力的なものでしょう。
ジュニパーリサーチの最新データによると、米国における完全自律走行車(AV)の年間販売台数は2026年までに500万台に達する見込みだ。一方、同年の世界市場では2000万台の新規AVが販売される見込みだと、同リサーチグループは付け加えている。

ジュニパーは、2018年末までに4,500万台の路上走行車両に何らかのADAS(先進運転支援システム)機能が搭載され、2020年までに導入台数が1億台に達すると予測している。さらに、新型アウディA8のように高級車に半自動運転技術が組み込まれることで、市場は完全自動運転へと進化し、その焦点は包括的な運転体験の提供へと移行していくだろうと、同調査グループは付け加えている。
「ハンドルやペダルのない車両も登場する完全自動運転技術の導入により、ドライバーが目的地までどうやって移動するかという点から、乗員が移動時間をどう使うかという点に焦点が移るだろう」と研究著者のマイケル・ラーナー氏は言う。
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