ティム・クック氏、現時点ではiPhoneやiPadよりもWatchの方が開発者の関心を集めていると語る

Apple Watchは発売からまだほんの少ししか経っていないが、すでに初期のiPhoneやiPadよりも多くの開発者の関心を集めている。これは、Apple CEOのティム・クック氏がブルームバーグ・ビジネスウィークの中国語版のインタビューで語ったメッセージだ。

記事によると、「開発者たちはこれらのガジェット向けに3,500以上のアプリを開発中だ」と彼は述べた。これは、2008年版iPhone向けに提供されていた500本、そして2010年初代iPad向けに提供されていた1,000本を大きく上回る数だと彼は付け加えた。

クック氏はまた、多くのテックブロガーが予想していた事実を認めた。iPhone、iPad、MacBook、そしてApple Watchのゴールドモデルは、中国におけるゴールドカラーの人気を受けて開発されたというのだ。中国は現在、Appleの売上高の29%を占めている。

インタビューの中でクック氏は、Appleが中国の技術教育プログラムを支援していると述べた。このプログラムでは、180校以上の学校がGarageBandを使った音楽作曲から聴覚障害のある子供たちへのスマートフォンの使い方の指導まで、幅広い分野を網羅したプログラムを試験的に導入している。同社は年末までにこのプログラムをさらに50%拡大する予定だ。