古き良きOS X Dictionaryでは、Maestroを「優れた演奏者、特に音楽家」と定義しています。Keyboard Maestroは音楽家ではありませんが、時間と労力を節約することに関しては間違いなく優れた演奏者です。実際、Keyboard Maestroほど毎日多くの時間とキー入力を節約してくれるアプリを他に挙げるのは難しいでしょう。

スイスアーミーナイフの強化版はやり過ぎなので、Keyboard MaestroをMacユーティリティのLeathermanマルチツールの強化版とでも呼びましょうか。簡単に言うと、Keyboard Maestroはマクロを作るツールです。ただのマクロメーカーと呼ぶのは、このツールの真価を問うべきではありません。確かにマクロメーカーではありますが、それだけではありません。
ここで少し立ち止まって、「マクロ」の意味を説明しないのは失礼でしょう。私にとってマクロとは、Mac上で保存しておき、キー操作やその他のトリガーで呼び出して再生できる一連のアクションのことです。
マクロで組み合わせられるアクションには、アプリの起動、マウスの移動またはクリック、テキストの入力、メニュー項目の選択、ファイルまたはフォルダの開きなど、数百種類あります。使いやすいマクロエディタと豊富なアクションライブラリを使えば、マクロの作成も簡単です。

上の図は、Ctrl + Shift + D と入力するとダイアログ ボックスの [保存しない] ボタンをクリックするマクロを示しています。私はこのマクロを常に使用しており、実行するたびにマウスをつかむ手間が省けます。
または、マクロを作成するためにドラッグ アンド ドロップしたくない場合は、Keyboard Maestro の「記録」機能を使用して操作を記録し、再生用に保存します。
警告: ドラッグ アンド ドロップではなく記録を選択した場合は、期待どおりに動作するように記録を調整する必要がある可能性があります。
この貴重な情報は、私のニュースレター「Macユーザーのためのスマートな働き方」から抜粋したものです。無料でご登録いただくと、毎週、時間節約のヒントなどを無料でお届けします。
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