アップルの特許は、縦横の位置が調整可能なディスプレイを備えたタッチスクリーンiMacを示唆している

AppleがMacの全ラインナップを「Apple Silicon」(AppleがARMアーキテクチャを採用して設計したシステムオンチップ(SoC)とシステムインパッケージ(SiP)プロセッサの総称)に移行することに伴い、これまでとは根本的に異なる新しいMacが登場するはずです。その一つがタッチスクリーン搭載のiMacかもしれません。

Appleは、「入力モード間の切り替え」、つまりマウス/キーボードコンボとタッチスクリーン間の切り替えに関する特許(特許番号10,705,562)を取得しました。このテクノロジー界の巨人のアイデアは、一体型MacBookに加速度計を搭載し、本体が水平方向に動かされたことを検知するというものです。水平方向に動かされると、タッチスクリーンモードに切り替わります。そして、画面を「従来の」iMacの位置に戻すと、キーボード/マウス/タッチパッドモードに切り替わります。

Appleによる発明の概要は次のとおりです。「マウスベースのインターフェースなどの高解像度入力モードと、タッチベースのインターフェースなどの低解像度入力モード間の遷移について説明する。タッチスクリーンの第1の方向と第2の方向の間の方向変化を検出する。2つの入力モードと対応するユーザーインターフェース(UI)間の遷移は、検出された方向変化に基づいて行われる。」 

方向の変化は、加速度計や位置センサーなどの1つまたは複数のセンサーによって検出できます。あるモードから別のモードへの遷移には、一方のモードのUIに表示されている項目を、もう一方のモードのUIに表示されている対応する項目に変更することが含まれます。変更には、拡大/縮小、隠蔽/解除、移動などが含まれます。例えば、項目を画面からスライドさせる視覚効果によって隠すことができます。