ずっと前から、もっと高性能なスピーカーを搭載したiMacを期待していました。Appleが「サラウンドサウンドシステム用フロントスピーカー指向性」に関する特許（特許番号9,729,992）を取得したので、もしかしたら私の願いが叶うかもしれません。この発明は、2018年に発売予定のApple製スタンドアロンディスプレイにも採用される可能性があります。
この特許は、音声プログラムコンテンツの左、右、中央のオーディオチャンネルを受信するオーディオレシーバーに関するものです。オーディオレシーバー内のコンテンツプロセッサは、各チャンネルに対応する個別のオーディオ信号を生成し、左右のスピーカーアレイ内の対応するトランスデューサーを駆動します。
特許出願の中で、Appleは、背面給電式またはフラットなビデオディスプレイの大きな課題として、フロントセンターチャンネルスピーカーをビデオディスプレイの中央に合わせるためのスペースが不足している点を挙げています。このスペース不足を補うため、フロントセンタースピーカーはビデオディスプレイの上下に配置されてきました。しかし、ディスプレイの上下に配置されたスピーカーはディスプレイの中央と重ならないため、センターチャンネルの音が高すぎたり低すぎたりすることがあります。Appleはこの問題を解決できると考えています。
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。
