Apple Enterprise Management を専門とするJamfは、昨日提供開始された Apple の macOS Big Sur アップデートの主要機能をサポートし、拡張する準備が整ったことを発表しました。
Jamfのお客様は、macOS Big Surがリリースされたその日にアップグレードできます。また、Jamf for Apple Securityをご利用のお客様は、エンドポイントセキュリティソリューションがエンドユーザーや組織のセキュリティに影響を与えることなく、macOS Big Surとシームレスに連携することを確信できます、とJamfの最高技術責任者であるジェイソン・ウーディ氏は述べています。Appleのベータリリースでの広範なテストを通じて、Jamfはソリューションポートフォリオ全体にわたって、macOS Big Surを含むAppleのすべての秋リリースとの互換性を確保しています。

「macOS CatalinaはAppleネイティブアプローチの独自の機能とパワーを強調し、macOS Big SurはiOSを愛用するユーザーにとって馴染みのあるMacユーザーエクスペリエンスを実現します。これらの進歩はAppleの新しいM1チップによってさらに前進し、Macが企業にとって最適なデバイスとして選ばれ続けることを確信しています」とWudi氏は述べています。「JamfはApple製品でお客様を支援することに専念しているため、Appleの最新オペレーティングシステムの機能を常にサポートし、拡張する準備ができています。そのため、お客様はJamfのスケジュールではなく、お客様のスケジュールに合わせて、すべての新機能とセキュリティメカニズムを備えたmacOS Big Surにアップグレードできます。」
macOS Big Surは、ユーザープロビジョニング、エンタープライズワークフロー、そして組織全体のセキュリティ強化という3つの分野で組織を支援する強力な機能を提供します。さらに、遠隔学習を支援する追加機能も搭載されています。Wudi氏によると、主な機能は以下のとおりです。
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新規ユーザーのプロビジョニング、登録の全範囲を提供
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Auto Advance for Macは、IT管理者がユーザー登録を設定するための新たな方法を提供し、複数の設定画面をスキップすることで、従業員のログインと生産性向上をより迅速に実現します。Auto Advance for Macでは、シンプルで無駄のないエクスペリエンスを、Enrollment Customizationでは高度にパーソナライズされたエクスペリエンスを提供できます。
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強力でスケーラブルなエンタープライズワークフロー
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ユーザー承認型MDMの監視 – 管理者は、既に導入済みのデバイスに追加の管理機能を適用できます。以前は、この機能はデバイスの初期プロビジョニング時にのみ利用可能でした。今回のアップデートにより、IT部門はJamfを使用して新たな設定範囲を管理できるようになります。
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新しい MDM コマンドと制限 – Apple が IT 管理者によるデバイス管理の範囲を拡大し続けているため、Jamf は、デフォルトのタイムゾーンの設定や Wi-Fi MAC アドレスのランダム化の制限など、新しいコマンドと制限をサポートする準備ができています。
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制度的セキュリティの強化
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管理対象アプリ – macOS Big Surでは、管理対象アプリを活用してITチームの管理能力と監視を強化し、組織のセキュリティを強化し、データを保護できるようになりました。学校のIT管理者は、Jamfを使用して管理対象アプリを設定したり、既にインストールされているアプリを管理対象外から管理対象に変更したりすることも可能です。
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遠隔学習における継続的なイノベーション
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Jamf School向けJamf TeacherアプリがMacで利用可能に – macOS Big Surにより、学校や教師が生徒のiOSデバイスを管理する選択肢が広がります。ワイヤレスで動作するJamf School向けJamf Teacherアプリを使用して、MacまたはiPadで生徒のiPadを管理できるようになりました。教師は、教室の内外を問わず、あらゆるデバイスから授業やレッスンを便利に管理できます。
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LTE 対応 iPad のセルラー アクティベーションの機能強化 – Jamf School を使用すると、IT 管理者は学校発行の LTE/セルラー対応 iPad を生徒に配布する前に一括アクティベーションできるようになりました。そのため、デバイスを開いた瞬間にインターネットに接続できるようになります。
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