Apple エコシステムの管理標準である Jamf は本日、世界中から過去最高の 1,500 名の Apple IT 管理者が参加した Jamf Nation ユーザー カンファレンス (JNUC) で、10 月 31 日に Jamf Pro 10 を一般提供することを発表しました。
Jamfは、新たに立ち上げたJamf MarketplaceとJamf Developer Programを通じた統合ネットワークも紹介し、企業や学校がApple製品を活用して成功できるよう支援するという同社のコミットメントを示しました。バージョン10では、Jamf Proの外観と機能が刷新され、新規ユーザーがより簡単に使い始め、生産性を高めることができるように設計されています。パンくずリスト、折りたたみ可能なナビゲーション、状況に応じた警告機能が搭載されており、IT管理者は次に何をすべきか、そしてその理由を把握できます。さらに、新しいダッシュボードはレポート作成に対応しており、ユーザーは関係者に最新情報を提供し、環境をコンプライアンスに準拠させることができます。

Jamf Pro 10 は、IT 管理者が各パッチの適用対象となるデバイスを自動的に把握し、専用のパッチポリシーを設定してソフトウェアパッチの適用範囲の決定と配信を自動化できるようにします。Jamf Self Service は完全にカスタマイズ可能になりました。組織は独自のロゴ、バナー、ドキュメントアイコンでブランディングできるため、エンドユーザーは Mac のアップデート、アプリのインストール、業務に必要なリソースの入手をシームレスに行うことができます。
Jamfは、広範な統合ネットワークに加え、最新の統合、アプリ、コンサルティングを紹介するマーケットプレイスと開発者プログラムを発表しました。マーケットプレイスは、見込み顧客や顧客がJamfプラットフォームとの統合や拡張に役立つツールを見つけ、理解し、活用するための中心的な場所となるように設計されています。組織が自社の環境にJamfを容易に統合できるように、JamfはJamf開発者プログラムも発表しました。ポータルからアクセスできるこのプログラムにより、開発者はJamfのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)、Webhook、その他のJamf Proとの統合に必要なリソースに、単一の場所からアクセスできるようになります。
最後に、Jamfは東京とシドニーに2つの新しいJamf Cloud Global Regionを開設します。本日開設されたこれらの新しいクラウド拠点により、Jamfのグローバルな顧客ベースは、Appleデバイスを適切に管理するためのパフォーマンスの向上に加え、柔軟性、制御性、セキュリティの向上を実現できます。