世界最大のApple ITプロフェッショナルの集い、JAMF Nation User Conference(JNUC)が本日、ミネソタ州ミネアポリスで開幕しました。21社のスポンサーの支援を受け、この学習イベントには64名のJamfユーザーの皆様が登壇し、JNUCとして初めて、Jamf製品を実際に体験できる「ハウツー」セッションやインタラクティブラボが設けられました。
第8回年次カンファレンスの基調講演では、アデルの「Hello」のパロディでJamf Proバージョン10のリリースが発表され、リリースの遅延について謝罪が述べられました。Jamf Proバージョン10は10月31日に一般公開されます。2018年には小規模なリリースをより速いペースで実施する予定で、次期リリースの開発はすでに開始されており、まもなくベータテストが開始されます。
JamfはApple製品の発売に合わせて自社製品をリリースするよう努めていますが、CEOのディーン・ヘイガー氏が説明したように、Jamfは早期リリースよりも品質を重視しています。また、Apple製品との連携において、組織が成功を収められるよう、「Jamfの機能よりもAppleの機能性を重視する」ことも優先事項です。

ヘーガー氏はAppleの各デバイスの利用状況について語り、MacがJamfの中核を担っていると説明しました。最近の調査によると、デバイスの選択が許可されている職場では、従業員の75%がMacを選択しています。JAMFユーザーの増加は、Appleデバイスの利用増加を示す指標であり、13,000社を超えるJAMF顧客が900万台のAppleデバイスを使用しています。
また、基調講演では、マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデントであるブラッド・アンダーソン氏が、Jamf と Microsoft Enterprise Mobility + Security (EMS) の統合ソリューションについて説明しました。
eSparkのCEOであるDavid Vinca氏は、PK-5(幼稚園から小学校5年生)の学校でeSparkを用いた個別学習の実演を行いました。また、eSparkがJamfを独占MDMパートナーに選定したことも発表しました。さらに、eSparkの特別価格は1月までご利用いただけます。