AppleはAirPower機能を内蔵したMacへの取り組みを強化するべきだ

Appleがワイヤレス充電器AirPowerの開発を正式に中止した今、昨年出願された特許(特許番号20180212455)で発表された技術に注力する時が来たのかもしれません。「電子機器間の誘導充電」と呼ばれるこの技術は、Appleデバイス同士で別のデバイスを充電することを可能にします。

より具体的には、Macのラップトップのトラックパッド、あるいはデスクトップ用の超大型Magic Trackpadをワイヤレス充電器としても使えるようにするものです。特許出願の中で、Appleは一部の電子機器には1つまたは複数の充電式バッテリーが搭載されており、充電には外部電源が必要になる場合があると述べています。多くの場合、これらの機器は共通または標準化された電気コネクタやケーブルを使用して充電されます。例えば、一部の機器はユニバーサルシリアルバス(USB)コネクタやケーブルを使用して充電できます。 

しかし、コネクタやケーブルが標準化されているにもかかわらず、各デバイスを充電するには別個または専用の電源が必要になる場合があります。Appleは、多くの場合、デバイスごとに別々の電源を用意することは、使用、保管、輸送に負担がかかる可能性があると述べています。このテクノロジー界の巨人は、解決策の一つとして、例えば、iPhoneを置いて充電できる充電パッドを内蔵したMacラップトップを提案しています。iMacのスタンドにそのような充電パッドが内蔵されるのも想像に難くありません。

確かに、Apple が AirPower プロジェクトで技術的な問題に遭遇したことは明らかなので、このアイデアがどの程度実現可能かはわかりませんが、もし実装されれば、iPhone、Apple Watch、AirPods のユーザーにとって Mac の売上に「ハロー効果」がもたらされるでしょう。

あるいは「iDesk」はどうでしょうか?このアイデアについては金曜日に詳しくお話しします。