アップルが「拡張可能な指輪型デバイス」の特許を申請

Appleは、「Apple Ring」に関する新たな特許(特許番号10,579,099)を出願しました。この新たな特許は、「拡張可能なリング型デバイス」に関するもので、MacやiPadの操作に使用したり、噂の「Apple Glasses」と呼ばれる拡張現実ヘッドマウントディスプレイと連携させたりすることが可能です。

特許出願において、Appleはコンピュータなどの電子機器をマウスやその他の入力アクセサリで操作できると述べています。仮想現実システムでは、フォースフィードバックグローブを用いて仮想オブジェクトを操作できます。携帯電話には、タッチスクリーンディスプレイとバイブレーターが搭載され、タッチ入力に反応して触覚フィードバックを生成する機能が搭載されている場合があります。 

しかし、Appleは「このようなデバイスはユーザーにとって利便性が低かったり、扱いにくかったり、不快感を与えたり、フィードバックが不十分だったりする可能性がある」と述べています。Appleの解決策は?力覚センサー、超音波センサー、慣性測定ユニット、光学センサー、タッチセンサーなどのコンポーネントを内蔵し、ユーザーからの入力を収集するリング型デバイスです。操作中は、ハウジング内の触覚出力デバイスを介して、ユーザーの指に触覚出力を提供できます。

ハウジング内の制御回路は、センサーやその他の入力デバイスから収集した情報を、システム内の関連する電子機器に無線で送信することができます。この情報には、電子機器の動作を制御する制御信号が含まれる場合があります。興味深いことに、「Apple Ring」は、一般的な指輪よりもユーザーの指をより広く覆うことができます。