ロイター通信によると、ニューヨーク州の新司法長官レティシア・ジェームズ氏とアンドリュー・クオモ州知事は、iPhoneユーザーがビデオ通話にまだ応じていない他の人の会話を聞くことができるFaceTimeグループ通話の脆弱性について消費者に警告しなかったAppleの件について調査を開始すると発表した。

クオモ氏は声明で、「企業がニューヨーク州の消費者保護法を遵守していることを確認し、この種のプライバシー侵害が二度と起こらないようにするために、事実の完全な説明が必要だ」と述べた。
Appleはこの件で既に1件の訴訟に直面している。ブルームバーグによると、ヒューストンの弁護士が、iPhoneが意図せずして身元不明の人物に顧客とのプライベートな会話を盗聴されたとして、Appleを提訴した。ラリー・ウィリアムズ2世弁護士によると、この事件は顧客との証言録取中に発生したという。
Appleは今週後半にこの問題を修正するソフトウェアアップデートを予定していると述べている。