AppleのPodcast Analyticsツールがベータ版で利用可能に

Appleは今夏の世界開発者会議(WWDC)で、近日公開予定のPodcast Analyticsツールを発表しました。そしてついに、少なくともベータ版ではありますが、リリースされました。

Appleによると、この機能によりポッドキャスターはリスナーについてより深く理解できるようになるとのことです。例えば、分析情報には、特定のエピソードの合計視聴時間、リスナー1人あたりの平均視聴時間(分)、視聴放棄ポイント、平均視聴完了率などが含まれます。Podcast Analyticsでは、リスナーが広告をスキップしているかどうかも表示されます。

iTunes Connectに登録されているPodcasterは、こちらをクリックして新しい分析機能にアクセスできます。iOS 11またはiTunes 12.7以降を搭載したデバイスが対象です。iTunes Connectは、iTunes、iBooks Store、および各種アプリストアで販売されるコンテンツを管理するためのWebベースのツールスイートです。 

TechCrunchが 新しい分析ダッシュボードで指摘しているように、ポッドキャスターはApple IDでログインしてポッドキャストのパフォーマンスに関する詳細情報を閲覧できます。これには、選択した期間のユニークデバイス数、総視聴時間、デバイスあたりの時間、平均消費量、登録デバイス、上位の国などのデータを示す表やグラフなどが含まれます。