アップル、インドのベンガルールにある契約製造施設を拡張へ

ロイター通信によると、アップルはインド南部のテクノロジー拠点、ベンガルールにある契約製造施設の拡張を検討している。同社は先週、ウィストロン工場で少数のiPhone SEの初期生産を正式に開始し、早ければ今月中にも現地の顧客に出荷する予定だ。

インド政府は、アップルに対し、国内製造業での使用を目的とした携帯電話部品の無税輸入を認める提案をしたと、匿名の「政府高官」がロイター通信に語った。この税制優遇措置は、一定期間にわたり国内の付加価値を高めることを条件とする。

昨年7月、Appleはベンガルールに4万平方フィート(約4,600平方メートル)以上のオフィススペースをリースすることに合意し、開発センターの設置を計画していると発表されました。また2016年5月には、インドのiOS開発者コミュニティの成長を加速させ、エンジニア人材の育成を支援するための新たな取り組みを発表しました。同社は、ベンガルールにiOSアプリ設計・開発アクセラレーターを設立すると発表しました。