Android開発者はiOS開発者のほぼ2倍の頻度でアプリを更新している

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Android開発者はiOS開発者の約2倍の頻度でアプリをアップデートしますが、FierceWirelessが報じたように、イタリアのウーディネ大学のレポートによると、iPhoneユーザーの方がアップデートへの反応が良いようです。「モバイルアプリケーションにおけるアップデート管理:iTunes vs Google Play」は、両アプリストアの上位1,000アプリを対象とした調査に基づいています。

報告によれば、

  • Google Play のアプリは平均 28 日ごとに更新されていますが、iTunes のアプリは 59 日ごとに更新されています。
  • アプリ内購入のあるアプリの数に関しては、2 つのストアの間に大きな違いがあります。Google Play サンプルの 29.7% にアプリ内購入がありますが、iTunes では 56.2% のアプリに同じことが起こります。ダウンロード数は、Google Play の方が App Store よりも約 5 倍多くなっています。
  • 両ストアの上位 1,000 アプリ全体のユーザー評価は 4 つ星以上でしたが、評価を提供したユーザーの数は Google Play の方が 2 倍でした。
  • 上位 1,000 位内の iOS アプリは、Google Play 上位 1,000 位内のアプリよりも平均して古く、最も人気のある Android アプリの入れ替わり率が高いことが示唆されています。
  • どちらのストアでも、アプリの約 3 分の 1 (35%) はローカルです (ダウンロードの少なくとも 40% が原産国からのもの)。
  • Google Playでは、開発者は平均7,182個のトップランクアプリを配信しています。iTunesでは8,925個です。
  • 平均すると、アプリは両方のストアの 5 か国のうち約 2 か国でトップ 1,000 ランキングに入ります (Google Play では 1,877、iTunes では 2.027)。
  • iTunesの「App Storeレビューガイドライン」では、アプリの品質に対する厳格な審査が明確に定められています。例えば、バグのあるアプリやベータ版/トライアル版のアプリはストアから却下されます。一方、Google Playでの公開には同様の品質チェックは行われず、開発者は「マウスをクリックするだけ」で即座にアップデートを公開できます。

デニス・セラーズ

デニス・セラーズはApple World Todayの編集者兼発行人です。1995年から「Appleジャーナリスト」として活躍しています(最初の大手AppleニュースサイトであるMacCentralの立ち上げから)。読書、ランニング、スポーツ、映画鑑賞が大好きです。