アップルは「最も賢い企業50社」リストで16位

MITテクノロジーレビューは、 2017年の「最も賢い企業50社」リストを発表しました。Appleは、過去12ヶ月間「それぞれの分野においてリスクを取り、優れた技術的リーダーシップとビジネス感覚を発揮した」企業として、16位にランクインしました。

「リストに載った企業は、高度な技術革新と、それを最大限に活用できるビジネスモデルを兼ね備えています」と、MITテクノロジーレビューのビジネス担当シニアエディター、ナネット・バーンズ氏は述べています。「上場企業、非上場企業、規模の大小を問わず、世界各国に拠点を置くこれらの企業は、新たな機会を創出し、それを積極的に活用しています。競合他社は、まさに彼らを見習うべき企業です。」

MITテクノロジーレビューが今後数年間の経済成長の大きな牽引役となると予測する人工知能(AI)は、このリストの至る所に散りばめられている。トップに立つNVIDIAはAIの専門知識を蓄積し、それを活用して自社を変革してきた。かつてはゲーム用チップメーカーとして知られていた同社は、今やディープラーニングと自動運転の分野でリーディングカンパニーとなっているとバーンズ氏は述べている。

Appleがこのリストに載ったのは、「人気の携帯電話やノートパソコンを販売して利益を上げながら、AI研究チームに優秀な人材を加え、米国での製造を増やすことを約束している」からだ。

1899 年にマサチューセッツ工科大学で設立されたMIT Technology Review は、分析、特集、レビュー、インタビュー、ライブ イベントを通じて、新しいテクノロジーの商業的、社会的、政治的な影響を解説するデジタル指向の独立系メディア企業です。