音楽業界アナリスト:アップルは独占禁止法違反の疑いで調査されるべき

シンガーソングライター兼ラッパーのフランク・オーシャンは土曜日、ニューアルバム『ブロンド』をApple MusicとiTunesで2週間限定で先行配信した。しかし、これに不満を抱く人もいる。

ルシアン・グランジは本日、ユニバーサルの幹部に対し、今後ユニバーサルアーティストとの独占契約を全て終了する旨のメールを送付した。対象となるアーティストには、テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、コールドプレイ、カニエ・ウェスト、ザ・ウィークエンド、ケンドリック・ラマーなどが含まれる。

このニュースは、音楽業界アナリストで評論家のボブ・レフセッツ氏によって伝えられた。同氏は先週末、ブロンドとアップルの契約に反発する書簡を執筆した。カリフォルニア州クパチーノに拠点を置く同社は、政府による独占禁止法違反の調査を受けるべきだとレフセッツ氏は主張している。 

彼はこう書いている。「Apple Musicと業界の間には、ゲームを変え、ヒットコンテンツを有料化することで、全員に定期購読料を払わせようとする陰謀があるからだ。

Appleは政府による独占禁止法違反の疑いで捜査を受けるべきだ。世界一の富豪企業で、底なしの資金を持つこの企業とどうやって競争できるというのか?無理だ。ハーバード大学への入学枠が最高額入札者に渡ったとして、田舎者が入学できると期待するのと同じだ。金持ちはますます金持ちになり、残りの我々は…取り残される。アメリカ全体と全く同じだ。だからこそバーニーとトランプが支持を得たのだ。いつものように自分の利益のために行動する連中が、自分たちに有利なように不正操作を行い、今度は音楽業界も同じことをしようとしている。