Variety誌の報道によると、Appleはオクタヴィア・スペンサー主演のオリジナルドラマシリーズ「Are You Sleeping 」を制作中。ニシェル・トランブル・スペルマンが企画・脚本を担当し、リース・ウィザースプーンの「Hello Sunshine」とチャーニン・エント/エンデヴァー・コンテンツが制作する。
このシリーズは、キャスリーン・バーバーの同名小説を原作としており、犯罪ドキュメンタリーポッドキャストへの熱狂を垣間見せ、「正義の追求が公の場で行われることの帰結について視聴者に考えさせる」作品となっている。犯罪ドキュメンタリーポッドキャスト「Serial」の制作者兼プロデューサーであるサラ・ケーニグが、このシリーズのコンサルタントを務める。
「Are You Sleeping」は、AppleがウィザースプーンとHello Sunshineとタッグを組んだ2つ目のプロジェクトです。同社は、ウィザースプーンとジェニファー・アニストン主演のドラマシリーズを制作することを決定しました。この番組は、毎日放送される朝の番組とその制作者たちの舞台裏に迫ります。

Appleはまた、新設されたワールドワイドビデオプログラミング部門の責任者であるジェイミー・エルリヒトとザック・ヴァン・アンバーグの下で、オリジナル番組への進出第一弾として、スティーブン・スピルバーグ監督の『アメイジング・ストーリーズ』のリブートを計画している。スピルバーグが制作した『アメイジング・ストーリーズ』は、豪華ゲストスターを起用したファンタジー、ホラー、SFのテレビアンソロジーシリーズで、1985年から1987年にかけてNBCで放送された。エミー賞に12部門ノミネートされ、5部門を受賞した。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社は、今後1年間でオリジナルコンテンツの調達と制作に約10億ドルの予算を設定しており、最大10本のテレビ番組を調達、制作する可能性があるという。
スペンサーはアメリカの女優兼作家です。1996年のドラマ映画『ア・タイム・トゥ・キル』で映画デビューを果たしました。2011年に時代劇映画『ヘルプ 心がつなぐストーリー』でミニー・ジャクソン役を演じ、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞、そして批評家協会賞の助演女優賞を受賞し、ブレイクを果たしました。その他にも、『フルーツビル駅で』、『Hidden Figures』、『The Shack』、『シェイプ・オブ・ウォーター』などにも出演しています。