日経アジアンレビューが「匿名の情報源」を引用して報じたところによると、アップルは中国のAirPods組み立て業者の1社に対し、iPhoneとMacBookの金属ケース供給業者に大規模な投資をするよう助言したという。カリフォルニアのテクノロジー大手は、この動きによって、長年の供給業者である台湾のフォックスコンに代わる強力な選択肢が生まれることを期待しているという。

記事によると、中国のテクノロジー企業Luxshare-ICTは、世界第2位の金属ケースメーカーであるCatcher Technologyと1年以上交渉を続けてきたという。この契約が成立すれば、Luxshareは高品質の金属ケースを製造できるだけでなく、スマートフォン組み立てのノウハウも獲得できる。これにより、同社は中国版Foxconnへと一歩近づくことになるだろう。
フォックスコンは、新北市土城に本社を置く台湾の多国籍電子機器受託製造会社です。台湾最大の民間雇用主であり、世界でも有数の雇用主数を有しています。