米国際貿易委員会の判事は金曜日、シンガポールのソフトウェア会社クリエイティブ・テクノロジーズがアップルと1億ドルの和解金を得たメディアプレーヤーの特許は無効であるとの判決を下し、アップルに勝利を与えた。

米国特許商標庁(USPTO)の行政法判事デビッド・ショー氏は、iPod、そしてiOS全体における音楽ライブラリのナビゲーションと並べ替えを扱うクリエイティブ・テクノロジー社の特許は抽象的すぎるため特許の対象にはならないとの判決を下した。
Creative Techは、Zenミュージックプレーヤーに関する特許を侵害したとしてAppleを提訴した。Appleは反訴し、CreativeがiPodなどのユーザーインターフェースに関するAppleの特許を侵害していると主張した。両社は2006年8月、この訴訟を1億ドルで和解することで合意した。
