パークス・アソシエイツの新しい調査によると、米国のブロードバンド世帯の19%が現在、Apple Watchなどの接続型健康機器を2台以上所有しており、2017年半ばの16%からわずかに増加している。

「コネクテッドフィットネスデバイスを使いなくなった人の3分の1は、興味を失ったと答えています」と、調査グループのアナリスト、クリステン・ハニッチ氏は述べています。「ユーザーの健康への関心を維持することは、デバイスメーカーが直面しなければならない重要な課題です。私たちの調査では、デバイスメーカーが2つの全く異なる戦略で成功を収めていることがわかりました。1つは、デバイスをユーザーの生活にシームレスに融合させ、摩擦がなくほとんど目立たないようにすること、もう1つは、基本的なモニタリングや追跡を超えた高度な機能を追加することです。」
ウェアラブルデバイスを睡眠やフィットネスの追跡に使用できる継続的な健康モニターに変えるソフトウェアを開発している Cardiogram 社のビジネス開発ディレクター、ハリシュ・キラル氏は、糖尿病や高血圧などの慢性疾患の患者にとって、費用のかかる合併症を防ぐためには早期に病状に気づいて管理することが重要であるが、診断されないままになっていることが多いと述べている。
「Apple Watchのような消費者向けウェアラブルデバイスは、こうした状態を正確に検出するために使用することができ、リスクのある患者を必要なケアに導く強力なツールになります」と彼は付け加えた。