Appleは、macOS、iOS、watchOS、tvOS、そして将来のデバイスで使用できる3Dバーチャルキャラクターを作成できるアプリを開発中、あるいは少なくとも検討中です。この特許(番号20170154473)は、「3次元モデル上にアセットを配置するためのシステム、方法、およびコンピュータ読み取り可能な媒体」と称されています。

Appleは特許出願の中で、一部の電子機器はユーザーが操作できる3Dモデルを表示できると述べています。例えば、ゲーム機はユーザーを表す3Dアバターを表示し、ユーザーはゲーム内でアバターに特定のアクションを実行させることができます。
別の例として、ファッションアクセサリーアセット(例:メガネ)をモデルの頭部アセットの外面に配置することができます。各アセットは、異なる角度から見た場合でも、モデルの他の部分に対する位置と向きが一定になるようにモデル上に配置または配置できます。ユーザーがアセットをドラッグするなどしてモデルの他の部分に対してアセットを移動させると、そのアセットはモデルの他の部分に対する位置と向きが一定に保たれるように移動できます。

3Dモデルは、体、頭、目、耳、鼻、髪、眼鏡、帽子、その他のアクセサリーなど、複数のアセットを組み合わせて構築できます。アセットはモデル上に配置したり、モデルに組み込んだり(例えば、モデルの外面上に配置して一体化させる)、モデルの外面に隣接させて配置したりできます。ユーザーエクスペリエンスを向上させるため、ユーザーは特定のアセットを選択してモデルの残りの部分に対して移動させることで、表示されたモデルをパーソナライズできます。Appleは、ユーザーがこれを簡単に行えるようにしたいと考えています。
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。