アップルのアンジェラ・アーレントがフォーチュン誌の「最もパワフルな女性」リストで13位にランクイン

アップルのリテールストア担当上級副社長、アンジェラ・アーレンツ氏は、フォーチュン誌の2017年「最も影響力のある女性」リストで13位にランクインした。昨年は14位だった同リストには、時価総額1兆1000億ドルを管理する26人のCEO、新任7人、復帰1人、そしてテクノロジー業界の女性9人が名を連ねている。 

フォーチュン誌はアーレンツ氏について次のように評している。「2014年にティム・クック氏に説得されてアップルに入社して以来(同氏は以前は英国のファッションブランド、バーバリーを率いていた)、アーレンツ氏はこのテクノロジー界の巨人による15年ぶりの最大規模の店舗改装に専心してきた。5月には、同社待望の「Today at Apple」イニシアチブを開始した。これは、コーディングから音楽制作、写真まで、あらゆる分野の無料コースを通じて一般教育を補完することを目指している。アップルで最高位の女性幹部である同氏は、6万人の店舗従業員を統括し、1日100万人を超える顧客の店舗内体験に責任を負っている。調査会社eMarketerは、店舗とオンライン販売を合わせた売上高は約500億ドルと推定している。アーレンツ氏は、9月の基調講演でクック氏に次ぐ2人目、そして唯一の女性幹部として登壇し、アップルの直営店の新しい呼び名である「タウンスクエア」について長々と語った。」