Appleが将来的に「折りたたみ式」(あるいは少なくとも曲げられる)iPhoneを開発中だという噂があります。Appleが新たに取得した「柔らかい入出力部品を備えた電子機器」に関する特許(特許番号9,869,807)は、フレキシブルコネクタに関するもので、この噂の信憑性を高める可能性があります。
Appleは、電子機器に入出力デバイスを組み込むことは困難な場合があると述べています。フォームファクタ、信頼性、その他様々な要因により、従来の入出力コンポーネントを特定の機器で使用することが困難、あるいは不可能になる場合があります。例えば、電子機器に折り曲げ可能な部分がある場合、機器に搭載されている従来のディスプレイやタッチセンサーは、応力によって故障する可能性があります。Appleは、「伸縮性」コネクタがその解決策の一つになると考えています。

Appleによる発明の概要は次のとおりです。「フレキシブルな入出力デバイスは、エラストマー基板層から形成することができる。基板層は、部品が実装される信号経路を有してもよい。信号経路間のエラストマー基板層に開口部を形成することで、伸縮可能なメッシュ状の基板を形成することができる。電気部品はそれぞれ、エラストマー基板にはんだ付けされたはんだパッドを有するインターポーザーを含むことができる。」
「マイクロ発光ダイオードなどの電気デバイスは、インターポーザーにはんだ付けされる場合があります。電気部品には、センサーやアクチュエータなどの電気デバイスも含まれる場合があります。伸縮性照明ユニットには、伸縮性光源によって照らされる伸縮性ライトガイドが備えられている場合があります。」
もちろん、Appleは米国特許商標庁に数多くの特許を申請し、そして取得しています。その多くは日の目を見ることのない発明です。しかし、どの発明が実際の製品に実現されるかは、決して予測できません。