ジュニパーリサーチ:2020年までにモバイルウォレット決済利用者の2人に1人がApple Payを利用するようになる

ジュニパー・リサーチの最新データによると、決済カードとモバイルウォレットの普及により、店舗での非接触決済は2020年までに2兆ドルに達し、POS取引全体の15%を占めると予測されています。同リサーチグループは、モバイル非接触決済市場はApple Pay、Samsung Pay、Google Payなどの「ペイウォレット」によって牽引されると予測しています。 

ジュニパーによると、これらのウォレット利用者は2020年までに合計4億5000万人に達し、世界のウォレット決済利用者の2人に1人がAppleのウォレット決済を利用すると予想されています。非接触型決済は2018年に初めて1兆ドルを超える見込みで、これは同調査グループの当初の予想より1年早い数字です。

ジュニパーネットワークスの調査によると、非接触型決済は、欧州、極東、中国での普及率の高さを背景に、今後もカード決済が主流となる見込みです。実際、非接触型カード決済は極東、中国、そしてその他のアジア太平洋地域で最も普及しており、これら3地域では世界の非接触型カード取引額の約55%を占めています。